メール作成画面で「送信」をするときに、 そのまま「送受信」も行ってくれるように動作を変更します。
標準のメールソフトだと、
としなければならなかったのが、当ソフトを使うことで
という動作になり、少ない手順でメールが送信できるようになります。
尚、当ソフトはハードキーに割り当てて使用されることを想定しております。 ももたろとしてはソフトキー1に割り当ててもらうといいかな〜と思っております。
W-ZERO3標準のメーラでは、「送信」してもすぐにメールの送信をしてくれない 不思議な仕様なのがイヤになって作成されました。 普通のPDAならインターネットにアクセスするタイミングは自分で意識したいんでしょうけど、 定額でインターネットなwillcomではそんな意識させるのは面倒ですから。
Ver.0.92から、コマンドラインパラメータを一新させています。 Ver.0.91以前からバージョンアップされた方はお手数ですが設定の見直しをお願いします。
キー割り当てソフト(W-ZERO3 Utility Plus, PQz等)を使って、ソフトキー1に割り当てを 行って使用することを想定しています。 W-ZERO3 Utility Plusを使っている場合は、プリセット機能と組み合わせるとよいかと思います。 その場合、「アプリの割り当て」では「\Windows\tmail.exe」を選択してください。
キー割り当てが無事行われたら、普通にメールを書いてください。
その後、ソフトキー1(割り当てを行ったキー)を押すと、 書いたメールを送信トレイへ格納した後すぐにメールの送受信を行ってくれます。
また、後述の「/showmenu」パラメータ付きで起動すると、
すぐに送信 「送信トレイ」へ
といったメニューが表示されます。 「すぐに送信」を選ぶと、このメールを送信トレイへ格納した後すぐにメールの送受信を行ってくれます。 「「送信トレイ」へ」を選ぶと今まで通りの動作(送信トレイへ格納するのみ)をしてくれます。
尚、画面の「送信」メニューをタップした場合は、今まで通りの動作をしますのでご注意下さい。
表示されるメニューの詳細説明です。 まぁ表記のままですが。
表示されているメッセージを送信トレイへ格納し、メールの送受信を行います。
メールの送受信は以下のレジストリの設定を行うことで実現しています。
HKCU\Software\Sharp\PhoneStatus\Status15 = 1
このキーは送受信を行った後、自動で元に戻ってくれるようです。
「送信」メニューを押したときと同じ動きをします。 表示されているメッセージを送信トレイへ格納します。
以下のパラメータを指定することで、SendNowの動作を変えることができます。
複数のパラメータを同時に設定することも可能です。 その際は" "(半角スペース)で区切ってください。
デフォルトでは、起動するとすぐにメールの送受信を始めます。
このパラメータを指定すると、いったんメニューが表示されされるようになります。 メニューの内容は前述の「メニューの説明。」をご参照ください。
デフォルトでは、メールソフト(tmail.exe)以外のソフトが表示されている場合は 何も行いません。
このパラメータを指定すると、メールソフト以外のソフトが表示されている場合にも 左下のメニューをタップしたような動作をします。 ソフトキー1に当ソフトを割り当ててしまうと、実質メールソフト以外では ソフトキー1が使えなくなってしまうことになりますので、 それを解消したい場合はこのパラメータを指定してください。
尚、当オプションの有無と、表示されているウィンドウによる動作の違いは 以下の表のようになります。
┌───────────┬─────────┬─────────┐ │ │/touchleftなし │/touchleftあり │ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │メール作成画面 │SendNow動作 │SendNow動作 │ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │その他のメール画面 │左下メニュータップ│左下メニュータップ│ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │メールソフト以外の画面│何もしない │左下メニュータップ│ └───────────┴─────────┴─────────┘
この表からわかる通り、メール一覧画面やメール参照画面で当ソフトを起動すると、 必ず左下のメニューをタップするようになります。
設定ファイル(sendnow.ini)は以下のような意味を持っています。 残念ながら設定画面はありませんので(作るつもりもないですm(_ _)m)、 テキストエディタ等で書き換えてください。
送受信前後に起動するアプリケーションを指定します。 パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
例: after=\Program Files\kickmail\kickmail.exe|/noread
これらの設定によるアプリケーション起動は、「送受信」を行った場合のみ行われます。 「「送信トレイ」へ」を選択した場合や、送受信が行われなかったときなどは、 これらの設定は有効になりません。
送受信前に起動するアプリを指定します。
送受信後に起動するアプリを指定します。
送受信後に未送信メールがなかった場合(送信トレイにメールがなかった場合)にのみ 起動するアプリを指定します。
この指定があると、未送信メールがなかったときにはsendで指定したアプリが、 未送信メールが残っていたときはafterで指定したアプリがそれぞれ起動されます。
W-ZERO3でのみ動作確認をしています。 他のWindows Mobile 5.0端末でも動くかもしれませんが、 当ソフトウェアの特性上まったく意味がないでしょう。
解凍したSendNow.exeを適当な場所に置いてください。 その後、ソフトキー1に割り当てを行ってもらうとよいかと思います。
解凍したファイルをすべて消してしまうだけです。 ショートカットを作成した場合は、それも消してしまってよいです。 レジストリなどは(後に残る形としては)いじっておりません。
みなさまの協力がなければ、このソフトはなかったのです。 ほんとに、ありがとさまでしたm(_ _)m
本配布物(Exeやらソースやらね)は私ことももたろが作成しました。 ので、一応、著作権は私が持ってることになります。 が、あんまりうるさいことは言いませんってゆーか言いたくありませんので、 商用・非商用かかわらず自由に利用してしまってください。
ソースが配布されている場合、そのソースを利用して作成されたバイナリ及びソースを配布する際に、 私に断りを入れる必要はありませんし、そのことを明記する必要もありません。 ・・・とはいえ、一言教えてくれたりすると私が小躍りして喜びますし、 まったく同じものを著作権表示だけ変えて公開されたりすると不愉快な気分になります。 まぁ、そこらへんは利用者の良心にお任せします。
あ、そうそ。これを書いとかないと。 本配布物を利用する為の対価は一切頂きませんが、 そのかわり、利用したことによって起こった如何なる問題に関して ももたろは一切その責任を負いません。ってゆーか負えません。
まぁ、簡単に言うと 「タダで配布するんで、勝手に使ってちょーだいな。その代わり何があっても知らないよ」 ってことです。
メールソフト(tmail.exe)が表示されているかを調べるAPIが、たまに失敗しています。 原因がつかめなかったので、API呼び出しに失敗した場合は 以下の表のように動作させるようにしました。
┌───────────┬─────────┬─────────┐ │ │/touchleftなし │/touchleftあり │ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │メール作成画面 │SendNow動作 │SendNow動作 │ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │その他のメール画面 │何もしない │何もしない │ ├───────────┼─────────┼─────────┤ │メールソフト以外の画面│何もしない │何もしない │ └───────────┴─────────┴─────────┘
原因がわかった方は教えていただけると嬉しいです。